3/18のマタニティヨガ
今日のマタニティヨガは、初めてのママがご参加下さいました。
マタニティヨガで初めてヨガに触れる方はとても多いですが、ヨガ経験者のママがご参加下さることも増えていて、とても嬉しく思っています。ヨガと妊娠・出産は相性バツグンです!ポーズや呼吸法だけではなく、ヨガの哲学がその背景にあります。ヨガ哲学についてはお伝えする機会が少ないのですが、発想の転換や気持ちの切替、心の持ち方にとても良い影響を与えてくれると思いますので、少しずつでもご紹介する様にしていきたいと思います。
パールシュヴァ・コーナ・アーサナ
パールシュヴォッターナ・アーサナ
ウパヴィシュタ・コーナ・アーサナ
今日は、体の土台である下半身を安定させる必要があるポーズを多く行いました。お腹が大きくなってくるとバランスが取り難くなることもあると思いますので、そういう場合は壁やブロックなどを使ってサポートを入れることも必要になります。ただ、筋肉や力を加える方向などを意識することで、自分の体だけで安定を作っていくこともできますし、その時に使う力は、必要な体作りにも繋がると思います。無理のない範囲でですが、時にはちょっと頑張ることも必要です。
下半身を安定させるポーズで感じて欲しいのは、土台(下半身)が安定していると、その上の上半身は余分な力を手放すことができ、リラックスできるということ。リラックスは、全ての力を抜くことだけで得られるものではないのです。リラックスしている状態は、緊張している状態があってその状態との比較から認識できるという側面もあるのではないでしょうか。
頑張ったからリラックスを知ることができる。頑張った自分を認めてあげて、信じることで抜ける緊張があるかもしれませんね。
頑張ることと緩めること。そのどちらも必要です。両者の切替の仕方もヨガを練習することで身に付けていくことができます。
マタニティヨガは、妊娠・出産の為だけではなく、その後のライフステージの助けにもなってくれるものです。マタニティヨガをきっかけに、ヨガを継続して下さる方が増えると嬉しいなぁと思います。
産前・産後ヨガ担当
高田多絵
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